ウクライナの妖精 ヤロスラワ・マフチフ パリオリンピックで金メダル獲得

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 ヤロスラワ・マフチフYaroslava Mahuchikh)選手は、ウクライナ女子走高跳の選手で世界記録保持者です。

 パリオリンピックでは金メダルを獲得しました。

 笑顔と長い手足が魅力的な美人選手ファッションモデルとしても活動しています。

 インスタグラムのフォロワー数は2024年8月5日現在で29.1万人と非常に人気があります。

目次

プロフィール

本 名Ярослава Магучіх
英 語Yaroslava Mahuchikh
日本語ヤロスラワ・マフチフ
種 目走高跳
自己記録2m10cm
生年月日2001年9月19日
出 身 国ウクライナ
出 生 地ドニプロ
身 長180cm
体 重53kg
趣 味読書
絵を描くこと
ボランティア活動
SNSInstagram

 マフチフ選手は、マフチク選手とも表記されることがあります。

 読書や絵を描くことの他に動物保護施設でのボランティア活動趣味ということで、外見だけではなく内面も充実している人という印象を受けます。

世界記録保持者

 2024年7月7日、陸上の最高峰大会であるダイヤモンドリーグがパリで開催され、女子走高跳でヤロスラワ・マフチフ選手が37年ぶり世界新記録を樹立しました。

 パリオリンピックの前哨戦とも言える大会で2m10cm世界記録をマークし、パリオリンピックの金メダル最有力候補となりました。

 マフチフ選手は喜びを爆発させ、コーチとも熱い抱擁を交わしました。

家族構成

 マフチフ選手は、お父さん、お母さん、お姉さんの4人家族です。

 マフチフ選手が走高跳に専念する前にはお姉さんと一緒に空手教室に通っていました。

 お姉さんはすでに結婚しているようです。

 家族は今もウクライナ東部ドニプロの自宅で暮らしていることもあって、マフチフ選手の不安は尽きません。

 マフチフ選手は家族とは毎日連絡を取り合っているそうですが、最もつらいことは家族や友人とずっと離れていることだと語っています。

ファッションモデルとしても活動

 スタイル抜群整った顔立ちのマフチフ選手は「ウクライナの妖精」と呼ばれています。

 「女優さんみたい」とSNSでも話題になりました。

 マフチフ選手は、これまでファッション誌「ELLE」などでファッションモデルを務めた経験があります。

 長い手足は走高跳だけでなく、モデル活動にも活かされるのですね。

コーチと二人三脚

 マフチフ選手は7歳で陸上競技を始めました。

 走高跳を始めるまでは短距離走ハードル走走幅跳などをやっていました。

 そして、13歳の時に走高跳を始めます。

 その頃から現在に至るまで、テティアナ・ステパノワ(Tetyana Stepanova)さんの指導を受けてきました。

 ステパノワさんの専門はハードル競技で、走高跳はやっていませんでした。

 しかし、新しいことに挑戦することを恐れず、常に指導方法を模索していました。

 最初は1m40cmも跳べなかったマフチフ選手でしたが、コーチと二人三脚で記録を伸ばしていきました。

 そして、数々の大会で優勝するようになりました。

大会名メダル
2017世界ユース陸上
2018ユースオリンピック
2019世界陸上
2021東京オリンピック
2021ヨーロッパ室内陸上
2022世界室内陸上
2022世界陸上
2023世界陸上

 世界記録を樹立するまでに至ったのですから、すごい成功例ですよね。

恋人はコーチの息子

 マフチフ選手は、コーチであるステパノワさんの一家と家族ぐるみの付き合いがあります。

 マフチフ選手は現在は独身のようですが、ステパノワさんの息子さんと仲良く付き合っています。

 マフチフ選手よりも2歳年下の彼は、プロの陸上競技選手110mハードルが専門です。

パリオリンピックで金メダル

 マフチフ選手は髪を三つ編みにして、ウクライナ国旗と同じ黄色アイメークを施し、試合に臨むことをルーティンとしています。

 彼女は戦争で苦しむウクライナの人々に希望を与えたいという気持ちが非常に強いです。

 「パリオリンピックで最高のパフォーマンスを見せたい。東京オリンピックの時よりも良い結果を出したい」とマフチフ選手は意気込んでいました。

 オリンピック本番では、世界記録保持者の貫禄で2m00cmまですべて1回でクリアして、見事金メダルを獲得しました。

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