バレーボール女子日本代表の石川真佑選手は、体幹がしっかりしていて、スパイクのバリエーションが豊富で強烈なジャンプサーブが得意です。
攻撃だけでなく守備も優れていてミスが少なく、古賀紗理那選手と共に日本のWエースと称されることがあります。
お兄さんは、バレーボール男子日本代表のキャプテンで絶対的エースの石川祐希選手です。
兄妹揃って世界最高峰のイタリアリーグでプレーしていて、パリオリンピックに出場するということで注目されています。
そんな石川真佑選手のプロフィールやこれまでの歩みについて見ていきましょう。
プロフィール
この度、#石川真佑 選手がミズノブランドアンバサダーに就任されました!
— ミズノバレーボール (@MIZUNO_VOLLEY) May 22, 2023
新たな新天地での挑戦をサポートさせて頂きます💪
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氏 名 | 石川 真佑 |
氏名読み | いしかわ まゆ |
愛 称 | まゆ |
生年月日 | 2000年5月14日 |
出 身 地 | 愛知県岡崎市 |
身 長 | 174cm |
体 重 | 65kg |
血 液 型 | AB型 |
出 身 校 | 下北沢成徳高校 |
所属チーム | Igor Gorgonzola Novara |
ポジション | アウトサイドヒッター |
利き手 | 右手 |
指 高 | 226cm |
スパイク | 300cm |
ブロック | 290cm |
SNS | 、 InstagramX |
学 歴
岡崎市立矢作南小学校
バレーボールをしていたお姉さんとお兄さんの影響から小学3年生でバレーボールを始めます。
地元の小学生で編成するバレーボールのクラブチーム「安城北ラビッツ」に入団し、日々バレーボールの練習に励みました。
長野市立裾花中学校
石川真佑選手の出身中学は、長野市内にある公立中学の裾花(すそばな)中学です。
裾花中学は公立校でありながら女子バレーボール部は全国的な強豪で知られていました。
石川選手は愛知県岡崎市から越境入学しました。
中学から親元を離れて寮生活を始めるとは、当時から向上心の塊だったんですね。
石川選手は1年生の頃からエースとして活躍しました。
全日本中学校バレーボール選手権大会には3年連続で出場し、1年生で優勝、2年生で準優勝、3年生で優勝と、全国制覇を2回経験しています。
裾花中学女子バレーボール部は『信は力なり』という言葉を掲げていて、石川選手は妥協の無い厳しい練習に3年間耐え抜きました。
下北沢成徳高校
中学時代からすでに世代を代表する選手として注目されてきた石川選手は、数多くのバレーボール選手を輩出している下北沢成徳高校に進学しました。
1年生からレギュラーとして活躍し、インターハイで優勝を経験。
その年の春の高校バレーでも優勝し、全国制覇を果たしました。
3年生になるとキャプテンとして淡々とプレーしながらチームを牽引し、 インターハイと国体の高校2冠を達成しました。
下北沢成徳高校のバレーボール部では、ウエイトトレーニング、走り込み、体幹トレーニングなど強い体を作るトレーニングを重視しています。
石川選手の強烈なスパイクはこうしたトレーニングの賜物なのでしょう。
東レアローズ
高校卒業後は、Vリーグの東レアローズに入団しました。
2019年4月、バレーボール日本女子代表として初選出されました。
同年7月に行われた第20回女子U20世界選手権大会ではキャプテンとして活躍。
MVPとベストアウトサイドヒッターに輝き、日本チームの優勝に大きく貢献しました。
アジア選手権では、MVPとベストアウトサイドスパイカーに輝きました。
ワールドカップでは、どの試合でもチーム最多得点を挙げるなど大活躍でした。
新人離れした活躍で、最優秀新人賞を受賞しました。
2021年には、お兄さんの石川祐希選手と共に東京オリンピックに出場。
全5試合にフル出場しました。
2023年には従来の最多得点の日本記録を大幅に更新する735点を挙げ、Vリーグ日本記録賞を受賞。
他にも敢闘賞とベスト6も受賞するなど、チームのレギュラーラウンド優勝とシーズン準優勝に大きく貢献しました。
東レアローズ時代の主な戦績は以下の通りです。
2019年 ワールドカップ:5位
2019年 アジア選手権:優勝
2021年 ネーションズリーグ:4位
2021年 東京オリンピック:10位
2022年 ネーションズリーグ:7位
2022年 世界選手権:5位
イタリアリーグ
石川真佑選手は、2023年シーズンから世界最高峰のイタリアリーグに挑戦しています。
移籍先はセリエAのイル・ビゾンテ・フィレンツェで、さらなる高みを目指すことになりました。
ちなみに、過去にセリエAでプレーした主な日本人女子バレーボール選手は以下の選手です。
チームの平均身長は186cmで身長が174cmの石川選手は最も身長が低いアタッカーで、日本で決まっていたスパイクが決まらないということがよくあるそうです。
工夫しながら攻撃の選択肢を増やすことを意識することで、日本にいた時よりもさらに技術が向上しました。
さらに言葉の壁もあるので、イタリア語の勉強にも励むハードな日々を過ごしています。
2024年5月11日、セリエAのイゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァーラとの2年契約が発表されました。
この度、Igor Gorgonzola Novara(イゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァーラ)と2024-25シーズンの契約を致しました。
— 石川真佑 Mayu Ishikawa (@m_ish_0514) May 11, 2024
新しいチームメイト、スタッフと一緒に戦えることをとても楽しみにしています!!!
まずは日本代表でのシーズンを全力で戦います。 pic.twitter.com/spkPkZEvZr
新しい移籍先はセリエAでも強豪チームです。
新天地での活躍が期待されます。
Q&A
- 初めて日本代表に選ばれた時の気持ちは?
-
嬉しかったです。
- バレーボール以外のスポーツでやりたい種目は?
-
フィギュアスケート
- 何歳までバレーボールをプレーしていたいですか?
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最低でも30歳まで続けたいです。
- 憧れの選手はいますか?
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あまりいないです。
- 尊敬している選手は?
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たくさんいすぎて選べません。
- 選手として目指していることは?
-
最後しっかり1点を取り切れる選手になることです。
- 眞鍋監督の第一印象は?
-
怖い
- 眞鍋監督の今の印象は?
-
すごいポジティブだなと思います。
- バレーボールをする上で大事だと思う筋トレ種目は?
-
スピード系
- 得意なプレーの精度を上げる練習は?
-
本数をこなすことです。
- 得意なポジションは?
-
アウトサイドヒッターです。
- 他にやってみたいポジションは?
-
セッターです。
- 今まで海外での大会で印象のある国は?
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メキシコです。
- 海外で一番困ったことは?
-
洗濯が手洗いが多かったことです。
- 海外遠征の休みは何をして過ごしていますか?
-
部屋にいることが多かったです。
- 試合前の食べ物、飲み物は?
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試合前はバナナを食べて、オレンジジュースを飲んでます。
- 試合前のルーティーンは?
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試合前はいつも通りの気持ちで入るようにしています。
- これまでの自身のベストプレーは?
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サーブです。
- ミスした時の切り替え方は?
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引きずらない。
- 試合前日に気をつけていることは?
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早く寝る事
- 緊張しているときはどうしていますか?
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深呼吸しています。
- 普段のモチベーションの上げ方は?
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楽しみを作る事
- 結婚願望はありますか?
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あります。
- 何歳くらいで結婚したいですか?
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26歳とか27歳とか。
早い方がいいなって思います。
- 今シーズンの目標は?
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パリオリンピックへの切符を取ることです。
- パリオリンピック出場への意気込みを聞かせて下さい。
-
東京オリンピックも経験させてもらってるんですけど、また違う大会になると思うので、そういった意味でも楽しみな気持ちはあります。
自分に与えられた役割を徹底してやっていくことで、しっかりとチームに貢献したいと思っています。
選ばれなかったメンバーの分まで、メダル獲得という目標に向かって自信を持ってしっかり戦いたいです。